マグリット
マグネット
マグカップ
マグノリア
アア、
クマ ヒグマ マグマ クマ
クマ ヒグマ マグマ クマ
アカマント
アオマント
キマント
シママント
オオ、
クマ ヒグマ マグマ クマ
クマ ヒグマ マグマ クマ
カワラニ クマガ
アラワレタ
カワラヌ クモニ
ミイラレタ
クマ ヒグマ マグマ クマ
クマ ヒグマ マグマ クマ
カゼニ ユレル
モジ
アア、
カナシイノ コトバガ コノハヲ
ユラス
クウキノ フルエヲ カンジテ
ユレル
ホドウキョウ カラ
ナガメテ イタラ
マルデ ケシキガ テヲフル
ミタイ
コウツウセイリノ
ヒトモ テヲフル
コノハモ テヲフル
カナシイノ コトバガ コノハヲ
ユラス
ミンナ、サヨナラ、サヨナラ、
サヨナラ、ト
テヲフル テヲフル
フル フル ユレル
アカマント
キマント
シママント
カゼニ ユレル
テノ ヒラ
静かな夏の
蝶の羽ばたき
苔の深呼吸
鉱物の囁き
焼ける土
草の喘ぎ
水の気配
遠い砂
身体の中で
音が鳴る
ことばが身体を脱け出してゆく
貝殻を拾って
それらが風に羽ばたいていた
静かに風に鳴っていた
潮騒を
手のひら一杯にまぶして
おにぎりを握ろう
なかに小さな
星粒をいれてね
ここには
いつも風が吹いている
風が身体をすり抜けてゆく
蝿が飛ぶ
美しい夜
愛撫しすぎて
壊れてしまった文字を
その人は
懐かしい紙に
包んで捨てた
眩しい
朝の光のなかに
鉛筆の
黄色い削り屑が
積った
11月のまっすぐな道を
しばらく歩いて
考えたけれど
ビスコがビスコである時は
永遠のようでいて
短い
ビスコがビスコであるうちに
食べよう
跳ねる人
跳ねる人
跳ねる人
ところで
枕が枕であるときは
知っているようで
夢の中だ
夢の中で
ビスコを枕に
小さな私が眠る
眠っているのは
砂の丘
砂の丘で
ビスコを枕に
小さな私は夢を見る
小さな私は
ふるえるように
ビスコの夢を見る
眠っているのは
夢の中
跳ねる人
跳ねる人
跳ねる人
この秋の
ふるえるような秋の道を
しばらく歩いて
考えたけれど
ビスコがビスコである時は
永遠のようでいて
短い
さあ
私が私であるうちに
食べよう
ビスコ
しらない街で
一本の大きな木が
私の訪問を待っている
そう想うだけで
胸は躍る
うたは旅人
心から心へと
翔けてゆく
小さな翼
そのとき、(なぜだろう?)
扉はあいていた
風景は
沈んでは
かすれていった
公園の
小さな空で
掛け軸を水に浮かべて
流れ出してゆく墨を
ただ眺めて
長椅子のように
まっすぐに
膨らんでゆく
パンを
食べて
ぼくらはボールのような形をして
止まっていた。
あるいは、
虹をよむ人も
このどしゃぶりで
もうどこかへ行ってしまったのだろうか?
真夜中に ピアノ線
はりつめた 糸電話
時ふかい 地層から
懐かしく 響く声
しらぬ しらぬ…
窓の外 消えていた
街灯が 点る
家のなかでは
今日という日が
洗面台の湖で
ボートを漕いでいる
帰ろう
知らない街へ
破れた靴下を
ごみ箱のなかからほりだして