真夜中に ピアノ線 はりつめた 糸電話 時ふかい 地層から 懐かしく 響く声
しらぬ しらぬ…
窓の外 消えていた 街灯が 点る
家のなかでは 今日という日が 洗面台の湖で ボートを漕いでいる
帰ろう 知らない街へ
破れた靴下を ごみ箱のなかからほりだして