[未知なもの] No.37 Rの朝

蝿が飛ぶ
美しい夜

愛撫しすぎて
壊れてしまった文字を

その人は

懐かしい紙に
包んで捨てた

眩しい

朝の光のなかに

鉛筆の
黄色い削り屑が
積った

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