[未知なもの] No.30 葱を刻む 2009 年 10 月 23 日 金曜日

葱を刻む
葱を

ただひたすら
葱を

時が刻まれ
時が

葱を刻む
葱を

葱が刻む
時を

ただひたすら
時を

時が刻む
葱を

ただひたすら
葱を

葱が
時を

ただひたすら
葱を

葱を刻む
葱を

ただひたすら
葱を

 
さあ、もう秋だ
そろそろあいつが
葱を背負ってやってくる


[未知なもの] No.29 川面 2009 年 10 月 2 日 金曜日

くる、水面
くる、くる、川面

 

鳥のこえが落ちてくる

 

くる、くる、うねる、つぶやく、ひかる

風の色、川面

 

そら、
忘れていた

 

はねる魚

 

動かない

 

川面
くる、くる、水面

 

どこからか
子供の声も、ほら

くる、くる、くる

 

くる、くる

雲きれ

 

ゆれる、ふるえる、またたく、ひかり

 

くる、くる、水面
くる、くる、川面

 

道がおいで、といっている


[未知なもの] No.28 梅雨 2009 年 6 月 22 日 月曜日

いいかい?
つきぬけるには
まわりを見てちゃ
だめよ!


[未知なもの] No.27 いま気になっていること 2009 年 6 月 3 日 水曜日

方法論と実践
思考と行動
ところてんに青海苔


[未知なもの] No.26 無題 2009 年 5 月 20 日 水曜日

ぷりっ
ぷりっぷりっぷりっ
ぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっ!


[未知なもの] No.25 あめあがり 2009 年 5 月 13 日 水曜日

あめあがり
にじかかる
ゆびとゆび
なぜとおい
ことばさえ
にがいきず
かみくだし
はきすてた
わたげ

しらないよ
きみのこと
ぼくのこと
なないろの
にじのなぞ
あめあがり
あるきだす
すなのおか
すべりおり
ゆりかごで
ねむれ
ねむれ
ねむれ


[未知なもの] No.24 尾白川 2009 年 4 月 7 日 火曜日

やわらかくなったりすが
みずにういていた
やまぐるみが
それを
ながめていた


[未知なもの] No.23 冬の終わり 2009 年 3 月 16 日 月曜日

ヴァイオリニストは
なぜ楽器ケースに
くまをつけるのか


[未知なもの] No.22 横断歩道のわたり方 2009 年 3 月 11 日 水曜日

1 信号が赤になるまで待ちます。
2 赤になったら、「赤だ。さあ、わたろう!」とおおきな声で、周りの人を勧誘します。
3 そうこうしているうちに青になるので、わたりましょう。


[未知なもの] No.21 私 2009 年 2 月 18 日 水曜日

私を地上からひき剥がそうとして
私は破れかぶれになる
私を空に投げ上げようとして
私はあらゆる骨を折る
私を殺そうとして
私は息を吹きかえす
私は私を追いかけて
螺旋状に回りつづける
その
半永久運動で
私はうごいている



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