[未知なもの] No.28 梅雨 2009 年 6 月 22 日 月曜日

いいかい?
つきぬけるには
まわりを見てちゃ
だめよ!


[未知なもの] No.27 いま気になっていること 2009 年 6 月 3 日 水曜日

方法論と実践
思考と行動
ところてんに青海苔


[未知なもの] No.26 無題 2009 年 5 月 20 日 水曜日

ぷりっ
ぷりっぷりっぷりっ
ぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっぷりっ!


[未知なもの] No.25 あめあがり 2009 年 5 月 13 日 水曜日

あめあがり
にじかかる
ゆびとゆび
なぜとおい
ことばさえ
にがいきず
かみくだし
はきすてた
わたげ

しらないよ
きみのこと
ぼくのこと
なないろの
にじのなぞ
あめあがり
あるきだす
すなのおか
すべりおり
ゆりかごで
ねむれ
ねむれ
ねむれ


[未知なもの] No.24 尾白川 2009 年 4 月 7 日 火曜日

やわらかくなったりすが
みずにういていた
やまぐるみが
それを
ながめていた


[未知なもの] No.23 冬の終わり 2009 年 3 月 16 日 月曜日

ヴァイオリニストは
なぜ楽器ケースに
くまをつけるのか


[未知なもの] No.22 横断歩道のわたり方 2009 年 3 月 11 日 水曜日

1 信号が赤になるまで待ちます。
2 赤になったら、「赤だ。さあ、わたろう!」とおおきな声で、周りの人を勧誘します。
3 そうこうしているうちに青になるので、わたりましょう。


[未知なもの] No.21 私 2009 年 2 月 18 日 水曜日

私を地上からひき剥がそうとして
私は破れかぶれになる
私を空に投げ上げようとして
私はあらゆる骨を折る
私を殺そうとして
私は息を吹きかえす
私は私を追いかけて
螺旋状に回りつづける
その
半永久運動で
私はうごいている


[未知なもの] No.20 少女と平野 2009 年 2 月 5 日 木曜日

硬い鉛筆で
ちぢれた紙に書き付けながら
(十勝 石狩 信濃 北上…)
少女の頭に
次々とひろがってゆく平野

夕どきの混雑した電車のなか
硬い鉛筆で
ちぢれた紙に書き付けながら
私たちには
夢中になれる
真白な地図がない

(十勝 石狩 信濃 北上…)
電車は川を越える
次の駅で
私たちは各駅停車に乗り換えた


[未知なもの] No.19 旅1 2009 年 1 月 22 日 木曜日

いつもの駅で、
私は降りることができなかった。
ほかに行くあてがあるわけではない。
ただ、降りることができなかったのだ。
「アザミの花とつきぬける大空」。
(もういっぺん、いってみろ…)
私たちには神話が、
物語が必要なのだ。
良質の虚構が。
現実の背後に無限にひろがる、想像力の海へ、僕らはなぜ向かおうとしないのか?
(もういっぺん、いってみろ…)
終点で降りる。
そこで待っているものはなにもない。



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